カルシウムが骨を作るために必要なことはよく知られていますが、実はマグネシウムも必要なのです。
体内には30gほどのマグネシウムがあるのですが、そのうち60%は骨や歯に蓄えられているのです。
骨を作るにあたっては骨の中にカルシウムを送り込む役割を果たしています。
そのため、いくらカルシウムを摂ってもマグネシウムがないとしっかりとした骨ができません。
骨の中にカルシウムを送り込むマグネシウムがないと、元々骨に入っているマグネシウムを使って送り込むのですが、この際、元々骨に入っているマグネシウムと共にカルシウムが放出されてしまうのです。
これの現象は骨粗鬆症につながりますから、しっかりとマグネシウムを摂る必要があります。
マグネシウムには他にも筋肉の収縮を助ける作用があります。
マグネシウムが不足するとけいれんや震えが生じます。
さらにカルシウムと同様にイライラを鎮める効果もあります。
他にもエネルギー代謝を助ける役割もあり、マグネシウムはとても重要な栄養素なんです。
マグネシウムを多く含んでいる食物としては以下のものが挙げられます。
青のり 1300mg
ひじき 620mg
ココア 440mg
インスタントコーヒー 440mg
ゴマ 350mg
カシュナッツ 240mg
煮干し 230mg
(いずれも100g当たり)
1日に250〜300mg摂取する必要があります。
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