いわずと知れた重要な栄養素です。
風邪や病気に対する身体の抵抗力を上げる働きがあります。
ビタミンCが欠乏すると壊血病になってしまいます。
最近の日本では想像しづらいですが、新鮮な果物や野菜を保存しておくことが難しい大航海時代にはよくあった病気です。
船乗りには恐れられていた病気です。
他にも鉄分の吸収を助ける効果や、傷を治す力を高めたり、肌を綺麗に保つ効果、ストレスの抑制など、さまざまな効果があります。
ほぼすべての野菜、果物に多く含まれています。特に柑橘物に豊富です。
1日に必要な摂取量は100mg前後と言われています。
ビタミンCの摂取量の話をするときはレモン何個分と言いますが、レモン1個当たり20mgのビタミンC含まれています。
つまり1日にレモン5個分のビタミンCを摂取する必要があるわけです。
ビタミンを摂りすぎても尿から出て行くだけなので、摂り過ぎに注意する必要はないが、あまりに1000mgを超えるような過度の摂取は下痢を引き起こすので注意が必要。
ビタミンCを多く含む食品としては以下のものが挙げられます。
パプリカ 150mg
パセリ 120mg
ブロッコリー 120mg
ピーマン 76mg
レンコン 48mg
ミニトマト 32mg
アセロラ 1700mg
柿 70mg
キーウィー 69mg
イチゴ 63mg
レモン 50mg
みかん 32mg
パイナップル 27mg
バナナ 16mg
(いずれも100g当たり)
執筆者:KenAdams